プノトレーナーを正しく測定するため、二酸化炭素濃度がゼロの時に 測定値がちゃんとゼロとなるよう測定値をリセットすることをゼロキャリブレーション(0点調整)と呼びます。
✔通常、室内の二酸化炭素濃度はほぼ0(0.04%程度)にも関わらず、サンプリングラインなどを繋がずに本体を稼働させると(=室内の二酸化炭素濃度を測定している状態)、0よりかなり大きな数値を測定してしまう。
✔クライアントの呼吸の測定時に、60を超える様な かなり大きな異常値が測定されてしまう。
✔ゼロキャリブレーターを使用せずにゼロ点調整ボタンを押すと、通常なら38程度の数値を測定していたクライアントの数値が35程度と低く測定されてしまう。
このような症状がある場合には、ゼロキャリブレーターを利用して正しくゼロキャリブレーションを行うことで、改善が可能です。
以上で、ゼロキャリブレーションは完了です。
また、ゼロキャリブレーションを行ったにもかかわらず、異常値が計測される場合は、二酸化炭素キャリブレーションを実施します。
ゼロキャリブレーションは、30㎝定規で言えば「0」の位置を合わせる作業ですが、二酸化炭素キャリブレーションは「30」の位置をあわせる作業です。
この作業についても、ご希望・ご質問のある方はカプノトレーナージャパンまでお問い合わせ下さい。